クレジットカード現金化のやり方は、大きく分けてキャッシュバック式と買取式の2つの方法があります。
しかし、イマイチよく分からないですよね。
ここではキャッシュバック式と買取式について、それぞれの違いや手順、メリット・デメリットなどについてまとめました。
目次
キャッシュバック式とは?
家電量販店や携帯ショップで「スマートフォンのご契約でキャッシュバック」という言葉を、一度は聞いたことがあると思います。
キャッシュバック式の現金化とは、業者から商品を購入し、その特典として現金でキャッシュバックを受け取るもの。
この、「特典」というところがポイント。
キャッシュバックという位置付けなので、購入した商品をわざわざ返送したり持ち込んで買い取ってもらう面倒がありません。
業者によって換金率が異なるので、サイトなどで比較してみましょう。
キャッシュバック式の手順を確認
手続きは全てインターネット上で完結します。
会社やお出かけ先など、場所を選ばずに申し込むことができるので便利ですね。
ステップは以下の通りです。
- 本人確認と必要事項の登録
- 利用したい金額を伝える
- 指定された商品をクレジットカードで購入
- 登録した口座に現金がキャッシュバックされる
- 購入した商品の到着
自宅で商品を受け取る時、家族に知られたら困るという方もいらっしゃると思いますが、その点は大丈夫。
商品名が「化粧品」や「コスメ商品」などの名目で、きちんと配慮された状態で送られてくるので安心です。
ちなみに、商品は必ず受け取るようにしましょう。
後々トラブルの元になってしまいます。
業者によっては、インターネット上で画像を購入することによりメールで商品を受け取れる方法を採用しているところも。
自宅での商品の受け取りが難しい場合でも、この方法ならより簡単に商品を受け取ることができます。
キャッシュバック式にはこんなメリットが!
現金化のキャッシュバック式の最大のメリットは、とにかく入金が早いこと。
最短で5分での入金が可能という業者もあり、少しでも早く現金を手にしたい方には最適の方法です。
また、手順を見てもわかるように現金化までの流れがシンプルで簡単。
自分で行うのは、最初の登録と利用した金額の申告だけで、あとは商品到着と現金の入金を待つだけ。
全てがオンライン上で済むので、わざわざ購入した商品を買い取ってもらいに店舗に行ったり、商品を郵送する必要がなく、手間がかかりません。
キャッシュバック式のデメリットとは
必要なのが商品ではなく現金である以上仕方のないことですが、購入する商品は安価で粗末なものや商品価値の無いものです。
サイト上では高額の商品でも、実際届くのは100円ショップの商品という場合もあります。
どうせならちゃんとした商品をと思ってしまうところですが、良いものにしてしまうと業者側の利益が減り、換金率に影響してしまいます。
少しでも手元にキャッシュバックされる現金を増やすためにも、これには目をつぶるのが良さそうですね。
また、買取式に比べるとどうしても換金率は下がってしまいます。
でも、急に現金が必要になる場面は誰しもあるもの。
時間をお金で買うと思って割り切ることも必要です。
キャッシュバック式の現金化に違法性はある?
結論から言うと、キャッシュバック式そのものに違法性はありません。
違法なものであれば、こんなにたくさんのクレジットカード現金化業者が堂々と営業しているのはおかしいですよね。
キャッシュバック式は、家電やスマートフォンを購入した際に受けるキャッシュバックやポイント還元とほとんど同じ。
ただしこれは、商品を受け取り、その特典としてキャッシュバックを受けるという流れが守られてこそ。
過去に業者が貸金業法違反および出資法違反で有罪判決を受けた事例がありますが、これは利用者への商品発送に漏れがあったなど業者側の落ち度が原因。
商品を手元に受け取ってはじめて購入とみなされ、キャッシュバックが成立するのです。
手順でも触れましたが、送られてきた商品はどんなに不必要なものでも必ず受け取りましょう。
買取式の現金化とは?
もう一方の買取式とは、クレジットカードで購入した商品を業者に買い取ってもらい、その品物相当の現金を受け取れるというもの。
そのため、実際購入するのはブランド品や家電、金券など、相応の価値がある商品になります。
買取式の手順を確認
業者によってはオンラインでの申し込みが可能なところがあります。
今回はその場合の手順を確認してみましょう。
- 本人確認と必要事項を登録
- 指定された商品の中から換金したい金額に相当するものを選択し、クレジットカードで購入
- 自宅に商品到着
- 商品を業者に返送
- 業者側で商品確認後、指定口座に現金振り込み
買取式にはこんなメリットが!
買取式で購入する商品は、世の中できちんと価値が認められている物です。
そのため、何を目的にその商品を買ったのかカード会社にはわからないため、安全と言えます。
また、キャッシュバック式に比べて換金率が高いのが大きなメリット。
急ぎでない時や現金が必要な日があらかじめわかっている場合は、換金率がより高い買取式を選択した方がお得ですね。
買取式のデメリットとは
商品を受け取ったあと、その商品を売るために業者の店舗へ出向いたり、郵送したりする手間がかかってしまうのがデメリット。
移動に交通費やガソリン代などのコストがかかってしまうことも。
商品確認後の入金なので、キャッシュバック式に比べて現金を手にするまでに時間もかかります。
また、配送される途中で商品が破損してしまうリスクがあるので注意が必要です。
キャッシュバック式と買取式にはどんな違いがある?
これまでのことを踏まえて、キャッシュバック式と買取式の違いについて確認していきましょう。
それぞれの違いは、大きく2点。
現金化するまでにかかる時間と手間、そして換金率です。
キャッシュバック式は、オンライン上で申し込みが完結し、商品を受け取りさえすれば返送不要のため、時間も手間もかかりません。
その分換金率は買取式より下がりますが、最短5分で入金される業者もあるので、とにかく早く現金を手に入れたい時はキャッシュバック式を採用している業者を選びましょう。
買取式は、商品を受け取った後、業者に商品を買い取ってもらいに行ったり送り返す必要があります。
その分換金率はキャッシュバック式より高く設定されているので、急ぎでない場合や返送の手間が億劫ではない場合におすすめの式です。
その時の自分の状況や現金化したい金額によって、柔軟にキャッシュバック式と買取式を選択するのが上手な使い方ですね。
キャッシュバック式と買取式の安全性について確認しておこう
でもやっぱり気になるのは、本当に安全にできるの?ということですよね。
カード会社に怪しまれてカードが停止されてしまっては困ります。
まず、買取式の場合は商品自体にきちんと価値があるので、現金化を目的に買ったとは判断できないため、安全に利用することができます。
キャッシュバック式の方も、あくまで特典付きの商品を購入しているだけなので、商品がきちんと手元にあれば問題ありません。
カードが停止されて困るのは、利用者だけではなく業者にとっても同じこと。
双方の利益になるようにお互いが気を付けながら取引をすれば、安全に利用することができます。
入金が遅れたり換金率が最初と変わっているなどのトラブルを未然に防ぐため、口コミや情報サイトなどできちんと情報収集をして、信頼できる業者か見極めることも安全性を高める上では重要です。
まとめ
以上、キャッシュバック式と買取式の違いについて解説しました。
それぞれに異なる利点がありましたね。
どちらのやり方が自分には合うのか、選ぶことはできたでしょうか。
業者を通さずに自分で現金化することももちろん可能です。ただ、それには非常に多くの工程が必要。
どのような商品がいくらで換金できるのか下調べをし、購入できる場所を探し、少しでも高く買い取ってくれるところを調査して…。
現金を手にするまで一体どれほどの時間がかかるでしょう。
店舗へ足を運ぶための移動費もかかるし、思った金額を下回るリスクもあります。
「時は金なり」なんてことわざがあるくらい、時間はとても価値のある大切なもの。
面倒な部分は全て現金化を専門として取り扱っている業者におまかせして、クレジットカード現金化を賢く利用しましょう!